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「キープレフトの原則」の応用についての補足

02/08/16に道交法等に明記してあることではないことを警察署の交通課に伺いまして確認いたしました。
事故なく(少なく)、円滑に、交通が機能することを目的とした警察の指導の一つです。
同じようなものとしては、自転車の歩道への誘導があります。

法規にある軽車両が走る場所としては、「道路の左側端」と、自転車通行可の歩道のみ。

とはいえ場所によっては、法規通りだと軽車両の走行に危険を伴う場所・場合があります

例えば...

などです。

これらの交差点では、軽車両が直進するための横断歩道・自転車通行帯が設置されていないので、
道交法では軽車両が直進するためには、
自力で車の流れを制御し、直進するしかありません

上記2つの交差点では車の流れが速く、通行量も多いので「命がけ」の場合があるでしょう。

また、進行方向の信号が既に青で左折車が列をなして左折をしているタイミングで、
後から交差点へ進入し直進する場合も、事前に直進車線へレーンチェンジする方が安全な場合がありますね。

そのため警察では「事故なく、交通が円滑に流れるように」
「キープレフトの原則の応用」
としてレーンチェンジを容認するようです。
「右折以外で、自分の進行方向のレーンの左側端を走る」です。

他にもいくつか勧めてくれたことがあります。
交差点で信号待ちしている場合、停止線よりも前(車よりも前って事)で待つこと。
(本来は停止線の手前で止まらないといけないですね。)

とはいえ、もしそれにより事故が発生した場合、軽車両の位置が「道路の左側端」にないため、
過失が0にはならないとのことです。

これは、「自転車の歩道への誘導」でも同じですね。
事故を減少するため、自転車を保護するためにおこなっているようですが、
歩道上で歩行者と事故を起こした場合は、自転車側の過失は0にはなりません。

結局、
道交法では危険な目にあう場合がある。
それならば、ある程度のことを
警察は容認する。アル・ナシではなく、柔軟に指導・対処する。

走行している当事者としては、
それらを認識し、充分な安全確認を行い(後続車を視認し、手信号を行い、自分をアピールすること)、
交通の流れをむやみに乱さず、事故なく、走行することに努める。

まだ速く走れないかたは無理せず、歩道を徐行したり歩行者の多い場合は押して歩き対処しましょう。 

もっとも、どうしても合法的に(道路の左側端・自転車通行可の歩道だけ)走り続けたいバイカーは、
危険を伴うような交差点を回避するルートを見つけましょう
警察でもそう指導してくれると思います。

今回「法規通りだと軽車両の走行に危険を伴う場所・場合」として2つの交差点をあげていますが、
同じような形状の交差点だからといって全ての警察署が同じ指導をするわけではありません。

同じ交差点というものは存在しないと思っていましょう。
「この交差点はどういうふうに走ればいいのか?」と疑問に思うことがあるならば、
その都度、その交差点を管轄する警察署の交通課(交通課でないとダメです!)に行って、
対処方法を尋ねることを勧めます。

最後に、交通課の方とお話する際、たびたび出てくるのが、警察署内でも交通に関して誤った知識の人間が多いということ。
「歩道への誘導」もその一つ。
これを「自転車は車道を走ってはいけない」と信じている人が多いらしい。
実際、パトカーで巡回している地域課のお巡りさんなどもそう。

ですので、「キープレフトの原則の応用」に従って走行したとしても、パトカーなどには注意されかねません
その際は、
交通課で確認していることを直接伝えましょう。 
怒って反論というのでなく、ソフトにね。(^_^)